いつの時代も決算書は、経営をありのままに映す鏡です。目まぐるしく状況が変化するこの時代の経営者にとっては、その都度、的確な意思決定をするため、決算書から事実を読み解く能力は必須と言えます。本冊子では、目をつけるべき決算書のポイントやその解釈の仕方を基礎的な部分からしっかり解説しています。初心者にも優しいつくりとなっています。
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1.決算書は、経営の鏡
1)意思決定に必要な事実を映す
2)今の経営者が読むべき決算書をご紹介
2.貸借対照表は、経営の健康診断書
1)貴社は、今、元気で働ける健康な体か?
2)その不健康、何のせい?
3.貸借対照表の構成
1)貸借対照表は、なぜ左右対称?
2)1年で分ける流動と固定
4.貸借対照表から見える経営の健康状態
1)2つの視点の健康状態
2)短期の安全性:予談を許さない病状か
3)長期の安全性:長生きできそうか
5.損益計算書は、経営の成績表
1)利益で合否が決まる成績表
2)何が得意で、何が不得意かが重要
3)明日の経営に活かすために深掘り
6.損益計算書の構成
1)5つの意味ある利益
2)損益計算書を補足する原価報告書
7.利益と収支の違い
1)経営の今後を占える損益
2)計上のタイミングが異なる損益と収支
8.減価償却とは
1)損益のバランスを整える減価償却費
2)経費を売上に関連させる意義
9.付加価値額とは
1)事業活動の結晶
2)利益・売上高との関係性
10.損益計算書で見える企業の収益力
1)収益性:何で儲けて、何で損しているか?
2)活動性:どこにムダがあるのか?
3)生産性:効率よく稼ぐために
4)成長性:未来は、どっちに向かっている?
11.財務情報分析をどう活かす?
1)財務情報分析とは、そして、その評価は
2)実態との摺り合わせ
3)指標を組み合わせて、問題点の絞り込み
12.キャッシュフロー計算書は、経営の金庫番
1)経営判断は、キャッシュフローで
2)厳しい時代だから、必要
3)キャッシュフローのキャッシュとは
13.キャッシュフロー計算書の構成
1)3種類のキャッシュフロー
2)今、この時使えるお金は?
3)自由に使えるキャッシュフロー
4)直接法と間接法
14.借入返済とキャッシュフロー計算書
1)借入返済の原資は、キャッシュフローで
2)財務活動によるキャッシュフローの評価
15.見えてきたものを経営に活かすために
1)数値には意味がある
2)原因を突き止めろ
3)事実として受け止める